■70年代カレラRSが復活か? 最高出力は640psへ
ポルシェ「911」(992世代)に設定されるハードコアモデル、「911ターボ」のプロトタイプをカメラが捉えました。
注目は、1972年〜1973年に生産された「911カレラRS」を彷彿させるダックテールスポイラーが初めて装備された点です。カレラRSといえば、ポルシェ史上最高のモデルと伝えられ、通称「ナナサンカレラ」と称されています。
また以前捉えたターボの開発車両と比較すると、センターロックホイールは同じながらフロントのサイドエアインテークやリアフェンダー前部のエアダクトに修正がかけられているほか、リアエンドでは大型円形ツインエキゾーストパイプを装備している点からも「911ターボS」、あるいはさらなるハイパフォーマンスモデルとなる「RS」や限定モデルの可能性もあります。
新型911ターボでは、これまでの3.8リットル・フラット6ツインターボエンジンの進化系が搭載されると伝えられており、最高出力540psから600psへと引き上げられます。またターボSでは最高出力580psから640psまで向上、最大トルク799Nmを発揮すると予想されており、駆動方式は全輪駆動、トランスミッションは8速DCTとなるはずです。
(APOLLO)