ランチア伝説の「ストラトス・ゼロ」が蘇る!? 現代版を大予想

■70年代に名を馳せたあの名車を現代風にアレンジ!

ラリーカーとして名を馳せたランチア「ストラトス」。その始祖ともいえる、1970年のトリノ・モーターショーで初公開された「ストラトス・HFゼロ」の現代版を予想したCGが公開されています。

ランチア ストラトス現代版
ランチア ストラトス ゼロ 現代版 予想CG

制作したデザイナーのShane Baxley氏と早速コンタクトを取り、画像を入手しました。

ランチア ストラトス外観_002
ランチア ストラトス ゼロ

ストラトス・ゼロは、「ストラトス」の名を冠した最初のコンセプトモデルです。

シャーシをランチア「フルヴィア クーペ」から流用し、最高出力115hpを発揮するミッドシップモデルとしてデビューしました。その後「プロティーポ」、1974年には「ストラダーレ」と進化していきます。最も特徴的なのはドアで、ゼロではサイドではなく、フロントガラスを開閉して乗降するという斬新なデザインとされています。

ランチア ストラトス外観_001
ランチア ストラトス ゼロ

現代版「ストラトス・ゼロ」では、フロントガラスドアを継承し、ランボルギーニを彷彿させる地を這うようなワイドなボディスタイルが見てとれます。

ランチアは、「MAT」(マニファットゥーラ・アウトモビリ・トリノ)の手により「ニュー・ストラトス」復活を計画、フェラーリ「430スクーデリア」をベースとして2019年3月のジュネーブモーターショーにて初公開しています。

この勢いに乗り、2020年には「ストラトス・ゼロ」がコンセプトモデルとして見られるかもしれません。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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