■70年代に名を馳せたあの名車を現代風にアレンジ!
ラリーカーとして名を馳せたランチア「ストラトス」。その始祖ともいえる、1970年のトリノ・モーターショーで初公開された「ストラトス・HFゼロ」の現代版を予想したCGが公開されています。
制作したデザイナーのShane Baxley氏と早速コンタクトを取り、画像を入手しました。
ストラトス・ゼロは、「ストラトス」の名を冠した最初のコンセプトモデルです。
シャーシをランチア「フルヴィア クーペ」から流用し、最高出力115hpを発揮するミッドシップモデルとしてデビューしました。その後「プロティーポ」、1974年には「ストラダーレ」と進化していきます。最も特徴的なのはドアで、ゼロではサイドではなく、フロントガラスを開閉して乗降するという斬新なデザインとされています。
現代版「ストラトス・ゼロ」では、フロントガラスドアを継承し、ランボルギーニを彷彿させる地を這うようなワイドなボディスタイルが見てとれます。
ランチアは、「MAT」(マニファットゥーラ・アウトモビリ・トリノ)の手により「ニュー・ストラトス」復活を計画、フェラーリ「430スクーデリア」をベースとして2019年3月のジュネーブモーターショーにて初公開しています。
この勢いに乗り、2020年には「ストラトス・ゼロ」がコンセプトモデルとして見られるかもしれません。
(APOLLO)