■特徴的なボクシーなスタイルをもち、随所にレトロなデザインも
フォードの伝説的オフローダー「ブロンコ」がいよいよ復活します。公開されたティザー動画より、2020年春に正式デビューすることがわかりました。
ブロンコは1966年から1977年まで初代が生産された後、1978年には2代目が発売されました。1980年には「Fシリーズ」をベースとした3代目、1987には4代目が登場し、1992年には5代目へと継承されましたが、1996年を最後に生産終了となっていました。
しかし、2017年のデトロイトモーターショーにて、ブロンコを2020年に復活させることを正式に発表し、実に24年ぶり復活となる予定です。新型は堅牢なフロント&リアアスクル、エアルーフなどを装備し、最も過酷な地形に対応すべく、妥協のないボディ・オン・フレーム4×4に生まれ変わります。
元製品開発チーフであるRaj Nair氏によると、新型ブロンコは昨年デビューした「レンジャー ピックアップ」とフレームを共有、同社のオフローダー「エベレスト」よりさらにボクシーなスタイルを特徴とし、長方形のグリル、丸いヘッドライトなどレトロなスタイリングも取り入れられているといいます。
パワートレインは、「レンジャー」から流用される2.3リットル直列4気筒「EcoBoost」エンジンで、最高出力270ps・最大トルク420Nmを発揮、10速ATと組み合わせが予想されています。また遅れてハイブリッドモデルの設定も濃厚だといいます。
生産はミシガン州ウェイン郡のフォード工場で行われ、欧州での発売も視野に入れている模様です。
(APOLLO)