■新たに加わるクーペSUV。エンジンはX6 Mから流用か?
BMWが開発しているとみられるフラッグシップ・クロスオーバークーペSUV『X8』に関する情報を入手しました。
社内コード「G09」と呼ばれるX8は、「X7」のファストバック4ドア・クーペSUVです。ボディはX7より大きくなるわけではなく、同じプラットフォームを採用しつつ、より高価なモデルとなることが予想されます。
「X8」の名称はすでに商標登録も完了しており、市販型で採用される可能性は濃厚と言えそうです。
BMWは現在、クーペSUVとして「X2」「X4」「X6」をラインアップしており、X8は同シリーズ最高級モデルとなり、シートレイアウトは2列4人乗り、3列5人乗りの贅沢仕様が予想されます。
おなじみ「X-Tomi Design」から入手した予想CGでは「X7」と同じフロントエンドが見られますが、ルーフラインはBピラーからDピラーへ傾斜が強まり、美しいクーペラインを描いています。
パワートレインは、エントリーモデルに2.0リットル直列4気筒ツインターボエンジンを設定するほか、3.0リットル直列6気筒ターボエンジン、さらにV型12気筒モデルや、「X6 M」から流用される4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンも予想され、最高出力は600ps超えとなるはずです。
ワールドプレミアは最速で2020年内、遅くとも2021年には行われると思われます。
(APOLLO)