●クビアト選手も登場した今年のホンダレーシング・サンクスデー
スーパーGT最終戦の興奮も冷めやらぬツインリンクもてぎで10日、例年恒例となっているホンダレーシング・サンクスデー(HRTD)が秋晴れの空の下開催されました。
今シーズン、ホンダエンジンで1年間戦ってきた2輪・4輪のライダー、ドライバーが世界各国から集まり、モータースポーツファンへ日頃の応援の感謝の気持ちとしてファンと交流する、年に1度のこのイベント。今年も参加ドライバーやライダーによる模擬レースや、貴重なヒストリックマシンによるデモランなどが行われました。
特に今年は、Honda Racing60周年という記念の年ということで、ホンダF1黄金期の傑作機MP4/4と、同じくWGPで圧倒的な強さを誇ったNSR500のアニバーサリー・ランを、17,500人以上のホンダファンが見守りました。
また、今シーズンからレッドブル・レーシングにもPU(パワーユニット)の供給を開始し、レッドブル・レーシングの本拠地であるオーストリアグランプリでは、F1において13年ぶりの勝利を挙げたホンダ。
元F1ドライバーで現在もレッドブル・レーシングのアドバイザーであるデビッド・クルサード氏が自らステアリングを握り、RB7でショーランを披露しました。
同じくトロ・ロッソからは、ドイツグランプリで3位表彰台を獲得したダニール・クビアト選手が参加。トークショーやカート大会に参加した他、NSX-GTによる模擬レースでも開発車両の99号車に搭乗するなど、1日ファンとの交流を楽しんだ様子でした。
そして、先週のスーパーGTで日本国内でのレース活動に一旦ピリオドを打ったジェンソン・バトン選手も、この日で本当に最後となる模擬レースや、かつてチームメイトとしてF1を共に戦った佐藤琢磨選手とのトークショーに登場しました。
オープニングセレモニーでは、八郷隆弘社長自らが参加選手と握手を交わし、来場したファンの方々へ感謝の気持ちや来シーズンへの決意を語りました。
まだF1やMotoGPは今シーズンのレースを残していますが、来シーズンもホンダレーシングの活躍に期待しましょう!
(H@ty)