レクサス・IS次期型は発売が濃厚も、IS Fはどうなる!?

■レクサス・IS、次期型には最強モデル「F」が設定されないとの噂!

レクサスのミッドクラス・4ドアサルーン「IS」の新型には、最強モデル「IS F」が復活すると予想されていましたが、その可能性が低いことがわかりました。

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レクサス IS 次期型 予想CG

レクサス・オーストラリアの最高責任者、スコット・トンプソン氏は「Motoring」誌のインタビューで、「現時点でIS F発売の計画を持っておらず、別のモデルをリリースする予定」と語ったようです。それが事実なら「IS」に新たな高性能モデルが設定されるか、別のモデルに「F」が設定されることを意味している可能性があるといえます。

レクサス IS新型外観_001
レクサス IS 次期型 予想CG

さらに、その新型モデルには「RC F」などに搭載される5.0リットルV型8気筒エンジンではなく、3.5リットルV型6気筒のダウンサイジング・ツインターボエンジンが有力と示唆しているようです。

ただし、ベースモデルとなる「IS」新型の開発に関しては否定していないため、期待は十分できます。新型のエクステリアデザインは、現行のセダンシルエットからフロント・リア部分に傾斜を取り入れたクーペシルエットになり、リア周りに膨らみを持たせたデザインでグラマスさが強調されると予想されます。

さらにヘッドライト、コーナーエアインテークにシャープさを加えたデザインに、ブーメラン型LEDも大型化、プロジェクターライトも縦型三連でより存在感がアピールされたフロントエンドが期待できそうです。

レクサス IS外観_002
レクサス IS 現行型

IS新型のパワートレインは、エントリーモデルに2.0リットル直列4気筒ターボエンジンを設定、クラウンと共有する2.5リットル直列4気筒「Dynamic Force Engine」+電気モーターのハイブリッドが予想されるほか、現行の3.5リットルV型6気筒エンジンにかわり、新開発の2.4リットル直列4気筒ダウンサイジングターボなどが期待できそうです。

開発が順調に進めば、世界デビューは2021年とみられます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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