■レクサス・IS、次期型には最強モデル「F」が設定されないとの噂!
レクサスのミッドクラス・4ドアサルーン「IS」の新型には、最強モデル「IS F」が復活すると予想されていましたが、その可能性が低いことがわかりました。
レクサス・オーストラリアの最高責任者、スコット・トンプソン氏は「Motoring」誌のインタビューで、「現時点でIS F発売の計画を持っておらず、別のモデルをリリースする予定」と語ったようです。それが事実なら「IS」に新たな高性能モデルが設定されるか、別のモデルに「F」が設定されることを意味している可能性があるといえます。
さらに、その新型モデルには「RC F」などに搭載される5.0リットルV型8気筒エンジンではなく、3.5リットルV型6気筒のダウンサイジング・ツインターボエンジンが有力と示唆しているようです。
ただし、ベースモデルとなる「IS」新型の開発に関しては否定していないため、期待は十分できます。新型のエクステリアデザインは、現行のセダンシルエットからフロント・リア部分に傾斜を取り入れたクーペシルエットになり、リア周りに膨らみを持たせたデザインでグラマスさが強調されると予想されます。
さらにヘッドライト、コーナーエアインテークにシャープさを加えたデザインに、ブーメラン型LEDも大型化、プロジェクターライトも縦型三連でより存在感がアピールされたフロントエンドが期待できそうです。
IS新型のパワートレインは、エントリーモデルに2.0リットル直列4気筒ターボエンジンを設定、クラウンと共有する2.5リットル直列4気筒「Dynamic Force Engine」+電気モーターのハイブリッドが予想されるほか、現行の3.5リットルV型6気筒エンジンにかわり、新開発の2.4リットル直列4気筒ダウンサイジングターボなどが期待できそうです。
開発が順調に進めば、世界デビューは2021年とみられます。
(APOLLO)