■ルノーのコンパクトEV「ZOE」に250馬力の「RS」が開発中?
ルノーが欧州スーパーミニクラスの5ドアハッチバックEV「ZOE」に、ハイパフォーマンスモデル「RS」を設定する可能性があることがわかりました。
ZOEは、2005年ジュネーブモーターショーで発表されたルノー・ゾエ・シティー・カー・コンセプトが起源となっています。2009年には「ゾエ コンセプト」、2010年には「ゾエ プレビュー」と立て続けに発表し、2012年に満を持して市販型がワールドプレミアされました。
2019年6月に登場した新型では、最高出力が27hp向上し136hpを発揮、バッテリーは27%大容量化され、52kWhmを搭載し最大390kmの航続を誇ります。
デザイナーのKleber Silva氏に協力を得て入手した予想CGでは、同社が2017年のジュネーブモーターショーで発表した「ゾエe-スポーツ・コンセプト」を彷彿させるアグレッシブなフロントエンドを持ち、リアエンドでは大型のセンター出しエキゾーストパイプ、アグレッシブなディフューザー、エアアウトレットなどを装備しています。
「e-スポーツ・コンセプト」は、2基のモーターを搭載し、最高出力466ps、0-100km/h加速3.2秒というスーパーハッチですが、「RS」でも同様に2基のモーターを搭載、最高出力はベースモデルより114psアップの250ps程度と予想されます。
(APOLLO)