新型ディフェンダーの日本導入記念モデルの予約受注がスタート。価格は489万円〜【新車】

■3ドアの「90」、5ドアの「110」を設定。「110」のレザーシート仕様は3列シートで7名乗車可能

2019年11月3日から新型「DEFENDER(ディフェンダー)」の受注開始されました。

今回、先行予約が開始されるのは日本市場向けに最初に生産される150台で「DEFENDER 90 Launch Edition」と「DEFENDER 110 Launch Edition」の2タイプ。エントリー価格は489万円からの設定で、デリバリーは2020年夏から順次開始予定となっています。

新型 ディフェンダー
2019年のフランクフルトモーターショーでワールドプレミアされた新型ディスカバリー

エクステリアは、前後共に短いオーバーハングや専用の直立フォルムをはじめ、ルーフ後方に装着される「アルパインライト」ウィンドウ、横開きのリヤテールゲート、外付けスペアタイヤなど、オリジナルの特徴を新たな形で採用していて、ひと目でディフェンダーと分かる個性あふれるシルエットになっています。

新型 ディフェンダー
3ドアと5ドアを設定し、後者(レザーシート)は3列7人乗り

また、今回新たに極限環境向けに開発された「D7x」アーキテクチャーが使われる軽量アルミニウムのモノコック構造で、ランドローバー史上最も頑丈なボディ構造になっているそう。従来のラダーフレーム構造と比較して約3倍のねじり剛性を確保するとしています。

■3ドアの「90」、5ドアの「110」を設定。「110」の本革シートは3列7人乗り

「DEFENDER Launch Edition」に搭載されるのは、2.0Lの直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン(最高出力221kW/最高出力300PS・最大トルク400Nm)で、3ドアの「90」はコイルサスペンション、5ドアの「110」はエアサスペンションが組み合わされます。

シート素材はファブリックまたは高級感あふれる上質なグレインレザーから選択でき、「110」のレザーシート仕様は3列シートで7名までの乗車が可能。

新型 ディフェンダー
ランドローバーの中でも堅牢なボディをもつ新型ディフェンダー

さらに、パーマネントAWD (全輪駆動)、ツインスピード・オートマチック・ギアボックス、センターディファレンシャルなど、道を問わず全天候型SUVとしてあらゆる環境で優れたパフォーマンスを発揮するために必要な機能が装備されています。

新型 ディフェンダー
新型インフォテインメントシステム「Pivi Pro」を採用

ほかにも、ジャガー・ランドローバーの新型インフォテインメントシステム「Pivi Pro」が初採用され、より直観的なインターフェースに進化されているほか、無線通信でソフトウェアのアップデートができる「Software-Over-The-Air(SOTA)」により、場所や時間に依存することなく常に最新の状態に保つことができます。

離れた場所から車の情報を確認・操作できる「リモート」や、エマージェンシーブレーキ、レーンキープアシストを装備し、コネクティビティ機能やドライバー支援システムも充実。

新型 ディフェンダー
新型ディフェンダーのフロントシート

「DEFENDER 90 Launch Edition」には、ボディを引っ掻き傷や石はね、さらには紫外線からも守る、サテンプロテクティブフィルム仕様も選択できます(パンゲアグリーンのみ)。

カラーバリエーションは、オリジナル「DEFENDER」を彷彿とさせるボティカラー(パンゲアグリーン)とルーフカラー(ホワイト)を組み合わせた1台や、ホワイト(フジホワイト)で統一し、より一層「道具感」を際立たせた仕様など多彩な組み合わせを設定。ファブリックシート仕様にはスチール製ホイールを組み合わせ、これもひと目で「DEFENDER」とわかる要素となっています。

新型 ディフェンダー
新たに極限環境向けに開発された「D7x」アーキテクチャーを採用

なお「DEFENDER Launch Edition」の成約記念品として、「LEGO Technic Land Rover Defender」が用意されています。レゴブロック2,573ピースを使い、細部にまで忠実に再現されていて、オーナーの所有欲を満たしてくれそう。

「DEFENDER LAUNCH EDITION」の予約受付期間は、2019年11月3日(日)~2020年3月31日(火)まで。予定台数に達した時点で予約受付は終了となります。販売は先着150台で、「DEFENDER 90 Launch Edition」が15台、「DEFENDER 110 Launch Edition」135台。

価格はボディカラーなどにより異なり「DEFENDER 90 Launch Edition(15台)」は、フジホワイトが4,890,000円。レザーシート仕様は、フジホワイトが6,137,000円、フジホワイトのコントラストルーフが6,266,000円、サントリーニブラックが6,232,000円、インダスシルバーが6,361,000円、アイガーグレイが6,232,000円、パンゲアグリーンが6,361,000円、パンゲアグリーンのサテンフィルム仕様が6,787,000円、ゴンドワナストーンが6,361,000円、タスマンブルーが6,361,000円。

「DEFENDER 110 Launch Edition(135台)」は、フジホワイトが5,967,000円、フジホワイトのコントラストルーフが6,096,000円、サントリーニブラックが6,062,000円、インダスシルバーが6,191,000円、アイガーグレイが6,062,000円、パンゲアグリーンが6,191,000円、ゴンドワナストーンが6,191,000円、タスマンブルーが6,191,000円。

さらに、レザーシート&3列シート仕様は、フジホワイトが7,451,000円、フジホワイトのコントラストルーフが7,580,000円、サントリーニブラックが7,546,000円、インダスシルバーが7,675,000円、アイガーグレイが7,546,000円、パンゲアグリーンが7,675,000円、ゴンドワナストーンが7,675,000円、タスマンブルーが7,675,000円です。

※写真は日本導入モデルとは異なります。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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