●フラッグシップ・クロスオーバーSUV「LX」にトップモデルが登場?
レクサスが米・特許庁に「LX600」の車名を登録したことが発覚しました。これにより、フラッグシップ・クロスオーバーSUV「LX」に新エンジンを搭載したモデルが登場する可能性があることがわかりました。
初代LXは、トヨタ「ランドクルーザー」(80系)をベースに、レクサス初のプレミアムSUVとして開発されました。2007年に登場した3代目までは、北米を中心に発売されていましたが、2015年のフェイスリフトにあわせ、その年8月から日本にも導入されています。
現在は5.7リットルV型8気筒エンジンを搭載する「LX570」のみ設定されています。レクサスではモデルに与えられた数字が排気量を表しており、仮に「LX600」が誕生するとなると「LX570」を超える高性能モデルが予想されます。
単純に考えれば6.0リットルV型8気筒ということになりますが、世界の自動車業界の流れを見ても排気量拡大は考えにくいと思われます。そこで考えられるのは、数字と排気量が一致しないハイブリッドモデルの可能性です。
同社のフラッグシップ・セダン「LS500h」は、3.5リットルV型6気筒ツインターボチャージャーのマルチステージハイブリッドを搭載していますが、このエンジンをLXにて提供する可能性があるようです。
いずれにしても、同モデルはフルモデルチェンジが近い将来行われる可能性があり、そのタイミングでこの新エンジンが登場するとも考えらそうです。
(APOLLO)