●ワールドプレミアは東京モーターショー2019が有力
レクサスは、フラッグシップクーペ、「LC500」に設定される「LCコンバーチブル」プロトタイプをすでに公開していますが、その最終市販型モデルをスクープしました。
目撃した現場では、白バイが先導し、ビデオカメラを積んだポルシェ「カイエン」が後ろから追従。おそらくPV撮影と思われます。
LC500は、欧州Fセグメント2ドアスポーツとして2011年のデトロイトモーターショーでコンセプトモデル「LF-LC」として初公開。その後改良を重ね2016年1月に市販型がワールドプレミア、2017年に5.0リットルV型8気筒搭載「LC500」、及び3.5リットルV型6気筒マルチステージハイブリッド搭載「LC500h」が発売されています。
そして2019年7月、「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」にて「LCコンバーチブル」試作車がワールドプレミアされました。車体にはQRコード風カモフラージュがほどこされていましたが、今回はフルヌード姿で登場、これが市販モデルと思われます。
パワートレインは最高出力354ps、最大トルク500Nmを発揮する3.5リットルV型6気筒と、最高出力471hpを発揮する5.0リットルV型8気筒NAエンジン+電気モーターと、最高出力477ps、最大トルク540Nmを発揮する5.0リットルV型8気筒エンジンがクーペから流用される可能性が高いでしょう。
販売価格は、LC500の92,300USドル(約1千万円)、ハイブリッドLC500hの96,810USドル(約1,050万円)以上となる100,000USドル(約1,100万円)程度が予想され、ポルシェ「911カブリオレ」、メルセデスベンツ「SL」、BMW「8シリーズ」と市場で争うことになります。
ワールドプレミアは東京モーターショー2019が有力で、気になる日本市場への導入は、2020年内にも実現される可能性が高いという情報も入手しています。
(APOLLO)