「バイクに乗り始めた理由」を書いてみるバトン企画の4回目。今回は、女子ライター・島(22歳)の例をご紹介します。
私がバイクに乗った一番古い記憶は小学生の頃。近場を移動する時にお父さんのスクーターの後ろに乗せてもらっていました。
風を切って走るのがジェットコースターみたいで楽しい! そんな風にワクワクしながらお父さんの後ろに乗っていたのを覚えています。
バイクに漠然とした興味だけ持っていましたが、高校生のときに一瞬原付免許を取るか迷って、教本だけ買って結局取らなかったり…。そんな感じでなんとなく過ごしていた20歳くらいのある時に、今度は知り合いのMTの大きいバイクの後ろに乗せてもらう機会がありました。
速い!手足で何やらガチャガチャ操作してるのがカッコいい! スクーターの後ろにしか乗ったことがなかったので、すごく新鮮で楽しかったです。
そして、自分でもこんな風にバイクを操作できるのかな?やってみたいな〜! という完全にノリだけで中型免許を取りに行くことにしました。
既に車の免許を持っていて教習での学科は免除だったので、実技超楽しいな〜!という感じでひたすら満喫しました(笑) 無事卒業した後はとりあえず家族共用のアドレスV125で一人でウロウロ走り回ってみたり、お父さんとプチツーリングに出かけてみたり…。
後ろに乗っているだけの時は景色をぼーっと眺めたり、運転したら面白いだろうなと単純に思っていましたが、いざ自分で運転してみると車と違うバイクの公道での動き方や路面の様子への注意など、最初は戸惑うことが多かったです。
あと前の人が風を遮ってくれないから冬場はものすごく寒い…。しかし、自分で行き先を決めて自分でバイクを動かしている気持ち良さは、後ろに乗っているだけでは味わえなかったです。
そんな中ネットで見つけたエストレヤのスペシャルエディションに一目惚れ。数ヶ月後にちょうど中古が売られているのを見つけたので購入しました。
クラシカルな形のバイクが欲しかったのと、光が当たった時の色味やツヤとマットの両方があるような質感がド好みだったので、今でも眺めていると幸せな気持ちになれます。
スピードこそそんなに出ませんが、足付きもよく初心者でもとっても運転しやすいバイクだと思います。
でも最初は死ぬほどビビって住宅地をソロソロ、時には立ちゴケ、時にはキルスイッチに気づかずにエンジンがかからない!どうしよう!ということばかりで、まともに走れるようになる気がしなかったです。
くじけそうになりながらも、だんだん距離を伸ばしてみたりなるべくバイクで出かけるようにしていたら、(今でも全然上手くはないですが)バイクの運転自体やバイクで出かけることの楽しさがわかってきました。
バイクも完全に見た目の可愛さで選び、なんとなく気になる場所にふらっと出かけるような適当スタイルですが、今バイクがある生活はとても楽しいです。
これからはロングツーリングやキャンプなど、もっと色々なバイクの遊び方を体験できたらいいなと思っています!
(ライター:島 夏海/Moto Be 20代にバイクのライフスタイルを提案するWEBマガジン)
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