アルファ ロメオ ジュリア・クアドリフォリオとステルヴィオ・クアドリフォリオにF1参戦記念限定車「F1 トリビュート」を計10台設定【新車】

アルファ ロメオのF1参戦を記念してスポーツサルーンの「Giulia Quadrifoglio(ジュリア・クアドリフォリオ)」、プレミアムSUVの「Stelvio Quadrifoglio(ステルヴィオ・クアドリフォリオ)」に、多様な性能向上プログラムが施された限定車「F1 Tributo(エフワン・トリビュート)」が設定され、2019年11月からジュリアが6台、ステルヴィオが4台限定で販売されます。

アルファ ロメオ F1 トリビュート
ジュリア、ステルヴィオに設定されたレア仕様の「F1 トリビュート」

■アルファのF1の歴史を背負ったスペシャルモデル!

戦前、戦後ともに、モータースポーツ界を席巻したアルファ ロメオ。戦後、初代F1を送り出し、フェラーリ、マセラティなどと一時代を築き上げています。

往年の血筋を色濃く受け継ぐとしている、高性能モデルの「ジュリア・クアドリフォリオ」と「ステルヴィオ・クアドリフォリオ」に、アルファ ロメオのF1参戦とモータースポーツでの輝かしい軌跡を祝した限定車「F1 Tributo」が設定されています。同限定車は、ザウバーエンジニアリングとの共同開発によるエアロパーツをはじめ、高出力化チューニングや特別装備の採用により、さらなるスポーツ性能の向上を実現したとしています。

同限定車のために専用設計されたエアロパーツは、フロントエアロスプリッター、大型サイドスカート、大型リヤスポイラーで構成され、高速走行時に優れた整流効果を発揮。さらに、カーボンV字型グリルやグロスブラックフロントグリル/ディフューザー、カーボンエクステリアミラーハウジングなどの専用アイテムにより、標準モデルとの差別化が図られています。なお、エクステリアラッピングも特別装備に含まれています。

さらに、「F1 Tributo」には、専用エンジンチューニングに加えて、「Akrapovic(アクラポヴィッチ)」社製のエキゾーストシステムにより、エンジンの最高出力が510psから520psへと引き上げられると共に、官能的なエキゾーストサウンドを実現。加えて、サーキット走行など高負荷時における耐フェード性と軽量化を両立するカーボンセラミックブレーキシステムを搭載し、ブレーキ性能が強化されています。

インテリアは、カーボンインサート付レザー/アルカンターラステアリングをはじめ、スバルコ社製のカーボンバケットシート、レッドシートベルトなどにより、スポーティな雰囲気が高められています。この専用シートは、軽量化にも寄与し、ブレーキシステム、エキゾーストシステムと合わせて、車両全体で27kg以上の軽量化に相当するそうです。

限定車「F1 Tributo」の車両本体価格は、ジュリアが14,590,000円、ステルヴィオは14,950,000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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