●ワールドプレミアは2020年。中国人好みのサルーン「DS 8」をキャッチ
DSオートモービルズが開発しているフラッグシップ・セダン『DS 8』(仮称)の開発車輌を初めて捉えました。
PSAグループの高級ブランドであるDSは2009年にシトロエンの高級ブランドとしてスタートし、2015年に独立しています。
現在はハッチバックの「DS 3」や「DS 4」、クロスオーバーSUVの「DS 4クロスバック」や「DS 5」「DS 6」「DS 7 クロスバック」、セダンの「DS 5LS」などのラインアップで構成されています。
捉えたプロトタイプは、カモフラージュで覆われていますが、その形状を隠すパッティングなどはされておらず、大型の六角形グリル、スリムなヘッドライトやテールライトの形状も見てとれます。
市販型では、PSAグループの「EMP2」プラットフォームを採用。ホイールベースは、プジョー「508L」と同様112インチ(2,848mm)、全長は193インチ(4.9メートル)と予想され、中国で販売される欧州プレミアムセダン、アウディ「A4 L」、BMW「3シリーズLi」ジャガー「XE L」、メルセデスベンツ『CクラスL』などと同クラスとなります。
パワートレインは、1.6リットル過給ガソリンターボエンジンを搭載したプラグインハイブリッドで、最高出力は200ps程度と予想されています。ワールドプレミアは2020年で、中国を始めヨーロッパ市場にも投入されるはずです。
(APOLLO)