3列7人乗りに注目! トヨタ ハリアーが7年ぶりフルモデルチェンジへ

●新型RAV4とプラットフォームを共有。登場は2020年夏頃?

トヨタの人気クロスオーバーSUV、「ハリアー」の次期型に関する情報を入手しました。

トヨタ ハリアー次期型 外観_001
トヨタ ハリアー次期型 予想CG

ハリアーはクロスオーバーSUVでありながら、高級サルーンの乗り心地を兼ね備えた元祖高級クロスオーバーSUVとして、1997年に初代が発売されました。2003年には第2世代が発売されるとともに「ハリアー ハイブリッド」も登場しています。

第3世代となる現行モデルは2013年から発売されており、今回は7年ぶりのフルモデルチェンジとなります。

トヨタ ハリアー外観_001
トヨタ ハリアー 現行型

次期型では、新世代「TNGA」(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)プラットフォームに基づく「GA-K」を採用、新型RAV4と共有します。これにより低重心化され、走り、燃費、剛性などが向上されるはずです。日本に導入された「RAV4」との差別化が必須とされており、ホイールベースが延長され、3列7人乗りが設定される可能性もあると思われます。

CGで予想した次期型は、Aピラー& Cピラーに傾斜を持たせたワンモーションクーペスタイルに変更され、サイドには大胆な立体感を持たせたキャラクターラインによりボデイ全体を引き締められます。

フロントは「クラウン」から継承される大型のグリルに同じく大型のアンダーグリルが装着され、押し出し感が強調されるでしょう。ライトもシャープなイメージを持たせたデザインに変更されると予想されます。

パワートレインは、2.5リットル直列4気筒「Dynamic Force Engine」、及び2.5リットル直列4気筒「Dynamic Force Engine+電気モーターの「ハリアー ハイブリッド」がラインアップされると思われます。現行モデルの2.0リットルガソリンエンジンに代わるDynamic ForceEngineは、TNGAに基づいて開発され、高い走行性能と環境性能を両立させている新世代エンジンであり、世界トップレベルとなる最大熱効率41%を達成しています。

ハリアー次期型のワールドプレミアは、2020年夏頃と予想されています。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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