ベントレー最速の4ドアサルーン・フライングスパーに680馬力の「スピード」設定へ

●ベントレー伝統のグレード「スピード」が新型フライングスパーにも設定

ベントレーの高級4ドアサルーン、新型「フライングスパー」にハイパフォーマンスモデル「スピード」が設定されることがわかりました。

ベントレー フライングスパー スピード外観_003
ベントレー フライングスパー スピード新型プロトタイプ

「スピード」は同社の高性能モデルに与えられる伝統のグレードで、フライングスパーをはじめ、フラッグシップ・セダン「ミュルザンヌ」、最近ではクロスオーバーSUV「ベンテイガ」にも設定されています。

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ベントレー フライングスパー スピード新型プロトタイプ

捉えたプロトタイプは、ほぼフルヌード状態で、ローダウンされたボディには、黒く塗られたメッシュグリルやエアインテーク、B字型フェンダーベント、ウィンドウトリム、クワッドエキゾーストパイプ、ダークグレー仕上げの5セット・トリプルスポークホイールが装備されています。

リアビューの画像をよく見ると、左後部フェンダー上部に充電ポートらしきものが見られることからも、プラグインハイブリッドである可能性が濃厚です。

新型では、ポルシェ「パナメーラ」と共有する「MSB」プラットフォームを採用するとともに、心臓部には「パナメーラターボS E-ハイブリッド」から流用される4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジン+電気モーターを搭載し、システム合計最高出力は680psを叩き出すと予想されています。またEV走行は31マイル(50km)程度になるはずです。

ワールドプレミアですが、2019年内はないとみられ、2020年初頭が有力とされています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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