●エアコンと協調して車内の空気をキレイに
新型カローラに標準装備されるオートエアコン(シングルモード)は、1.8LハイブリッドがS-FLOW/電動インバーターコンプレッサー付で、1.8Lガソリン(NA)と、1.2ガソリンターボが通常のオートエアコンになります。
ハイブリッドの「S-FLOW」は、乗員の乗車位置だけにエアコンを効かせる装備。また、電動インバーターコンプレッサー付なので、アイドリングストップなどのエンジン停止時でも快適性が保たれます。
さらに新型カローラには、エアクリーンモニター、ナノイーが1万4300円でオプション設定されます(G-Xをのぞく)。
エアクリーンモニターは、車内の空気の汚れをセンシングしてエアコンパネルに表示する機能で「空気の汚れを見える化」するもの。クリーンになるほどグリーン表示になり、汚れているほど赤(オレンジ)に近づきます(6段階表示)。
車内の空気が室内温度センサーを通過する際、空気センサーが粒子による光の散乱でキレイ度を判定します。センシングできる範囲は、カビ、ハウスダスト、タバコの煙、スモッグの一部だそう。
センシングだけでなく、エアコンと協調して空気をきれいにできるのも特徴で、自動で内気を吸い込みエアコンの風量アップによりエアコンフィルターへの循環を促進するオプションになっています。車内の空気の汚れが気になるという方は、エアクリーンモニター/ナノイーのセットオプションを選択してみてはいかがでしょうか。
(文/塚田勝弘 写真/長野達郎)