●新エンジンの搭載も? アウディ・Q5の改良型プロトタイプをキャッチ
アウディのミッドクラス・クロスオーバーSUV「Q5」の改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
Q5は「Q7」に続く同社のSUV第二弾として2008年にデビュー。2016年のパリモーターショーでは現行モデルとなる2代目が初公開、翌2017年に発売されており、これが初のフェイスリフトとなります。
キャッチした開発車両のカモフラージュは、開発初期段階としては軽く、フロントガラスに貼られた「高電圧注意」ステッカーから、この試作車がPHEVであることがわかります。
また現行モデルと異なる「Q8」風LEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライト、これまでにないメッシュグリルパターン、コンパクトに修正されたコーナーエアインテークを装備しているほか、リアエンドでは水平基調のグラフィックを持つテールライトも見てとれます。
これらが最終デザインとなるかは断定できませんが、それに近づくものであることは間違いないと思われます。
パワートレインは、2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジン/ガソリンターボエンジンのほか、最高出力300psを発揮する3.0リットルV型6気筒ガソリン+電気モーターの「50 TFSI e」、最高出力362psを発揮する「55 TFSI e」などプラグインハイブリッドのラインアップがキャリオーバーされる見込みですが、新エンジン追加の可能性もあると見ています。
キャビン内では、「A4」改良型からインスパイアされたレイアウトが予想されます。10.1インチのディスプレイを特徴とする最新のインフォテイメントシステムを搭載するほか、自然言語による音声制御技術と12.3インチのデジタルインストルメント・クラスタも期待できそうです。
ワールドプレミアは、2020年前半が有力です。
(APOLLO)