ルノー・メガーヌツアラー、E-Tech搭載でよりラグジュアリーに改良へ

●よりラグジュアリーなエステートへ進化する、ルノー・メガーヌツアラー

ルノーの欧州Cセグメント「メガーヌ」の派生モデルとなるワゴン、「メガーヌ スポーツツアラー(エステート)」の改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えた。

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ルノー メガーヌ スポーツツアラー 改良型プロトタイプ

「エステート」は、2009年のジュネーブモーターショーで発表。欧州で同年8月から発売されています。本国では「エステート」と呼ばれるほか、市場により「スポーツツアラー」「グランツアラー」「ワゴン」など異なる名称が与えられています。

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ルノー メガーヌ スポーツツアラー 改良新型プロトタイプ

捉えたプロトタイプは、ボディ前後をガッツリとカモフラージュ。フロントエンドデザインの詳細は不明ながら、LEDデイタイムランニングライトはバンパーに伸びているので、お馴染み「C」型デザインは継承されそうです。テールエンドでは、センターエンブレムに伸びるストリップライトが偽装されているほか、テールライトは若干コンパクトに製設計される可能性があります。

キャビン内では、より大型で直立したタッチスクリーンを装備、トリム類の見直しがされる可能性が高いです。パワートレインは、最高出力140psと160psを発揮する1.4リットル直列4気筒ガソリンエンジン、1.6リットル直立4気筒ガソリンターボエンジンのほか、新たに1.7リットル「BLUE dCi」や「クリオ」と共有する「E-Tech」プラグインハイブリッドモデルのラインアップが予想されます。

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ルノー メガーヌ スポーツツアラー 改良型プロトタイプ

刷新される室内やエンジンにより、グランツアラーはよりラグジュアリーなエステートへ進化するはずです。

ルノーは9月のフランクフルトモーターショーで「メガーヌ ハッチバック」改良新型を発表予定で、スポーツツアラーは2020年3月のジュネーブモーターショーでのワールドプレミアが予想されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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