メルセデス・ベンツCクラスに特別仕様車「ローレウスエディション」を設定し、C180に1.5L直列4気筒ターボエンジンを搭載【新車】

●スポーティなエクステリアを演出する「AMGスタイリングパッケージ」を標準装備

メルセデス・ベンツCクラスに、2019年9月2日に発表された特別仕様車「C 200 ローレウスエディション」「C 200 4MATIC ローレウスエディション」と「C 220 dローレウスエディション」は、セダンとステーションワゴンに設定され、スポーティなエクステリアを演出する「AMGスタイリングパッケージ」や、Qi(チー)規格対応機種の携帯電話を無線充電する「ワイヤレスチャージング機能」が標準装備されます。

メルセデス・ベンツCクラス
Cクラスセダン「ローレウスエディション」の外観

新たに、真上から自車を見ているようなトップビューなど車両周辺の状況が直感的に把握できる「360°カメラシステム」や、シートベンチレーター(前席)などを装備する「レザーエクスクルーシブパッケージ」をオプション設定。また、すべての「ローレウス エディションのセンターコンソール」には、「Laureus」のロゴがデザインされたバッジが装着されます。

メルセデス・ベンツCクラス
「ローレウスエディション」のクランベリーレッドAMGラインのインテリア

さらに、一部改良により、C180に1.5Lの直列4気筒ターボエンジン「M264」が搭載されています。「M264」は最高出力156PS(115kW)・最大トルク250Nmを発生し、ターボにはツインスクロールシステムが採用されたほか、可変バルブタイミングを実現する「カムトロ ニック」も搭載することで、状況に応じた最適な吸気が可能。

メルセデス・ベンツ
C180に1.5Lの直列4気筒ターボエンジン「M264」を搭載

また、エンジン内部の摩擦低減対策として、メルセデス・ベンツが特許を取得した「CONICSHAPE加工」を採用。同技術により、シリンダーウォールをフォームホーニング加工する際に、シリンダーウォールを底部に向けてやや広がる形とすることで、ピストンスカート部に発生する摩擦を低減させることが可能です。

メルセデス・ベンツ
「C 220 d SW Laureus Edition」のリヤビュー

さらに、ボディカラーに新色の「グラファイトグレー」が設定され、63/63 Sモデルをのぞくセダン、ステーションワゴンに設定されています。そのほか、新オプションも設定されています。ドライブレコーダー(フロント)も全モデルに用意され、ドライブレコーダー(フロント・リヤ)をセダン/ステーションワゴンに設定。

LEDロゴプロジェクターをセダン、ステーションワゴンの AMG モデル以外に設定し、AMGロゴプロジェクターをセダンとステーションワゴンの AMG モデルに設定。人気装備のETC2.0対応車載器をセダン、ステーションワゴンの AMG モデル以外に設定されています。

メルセデス・ベンツCクラス
Cクラスカブリオレのリヤビュー

今回の一部改良でCクラスは価格改定を受けていて、Cクラスセダンは4,630,000 円〜14,330,000円。Cクラスステーションワゴンは4,880,000円〜14,520,000円。Cクラスクーペは5,860,000円〜14,790,000円。Cクラスカブリオレは6,390,000円〜15,410,000 円。

特別仕様車の「ローレウスエディション」は、「C 200 ローレウスエディション」が5,860,000円、「C 200 4MATIC ローレウスエディション」が6,140,000円、「C 220 d ローレウスエディション」が6,120,000円。「C 200 ステーションワゴン ローレウスエディション 」が6,100,000円、「C 200 4MATIC ステーション ワゴン ローレウスエディション 」が6,400,000 円、「C220d ステーションワゴン ローレウスエディション」が6,380,000円です。価格はすべて消費税10%込み。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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