ポルシェ パナメーラ、820馬力のハードコアモデルを設定へ。開発車両を初スクープ

●ポルシェ・パナメーラに911 GT3のようなハードコアモデルが誕生?

ポルシェ「パナメーラ」の開発車両がニュルに出現しました。海外一部メディアでは、チューナー「ゲンバラ」のプロトタイプと報道されていますが、カメラマンから、ポルシェが極秘開発するハードコアモデルであることが濃厚という情報を入手しました。

ポルシェ パナメーラ 高性能モデル 外観_009
ポルシェ パナメーラ ハードコアモデル 開発車両

パナメーラは、同社初のフル4シーターの4ドアサルーンとして2009年から発売されています。頂点に君臨する「ターボS E-ハイブリッド」は、最高出力550psを発揮する4.0リットルV型8気筒エンジンに電気モーターを組み合わせ、システム合計680ps、最大トルク850Nmのパフォーマンスを発揮します。

これまで「ロサイル・インターナショナル・サーキット」「ドバイオートドローム」「ブッダ・インターナショナル・サーキット」「ヤス・マリーナ・サーキット」「キャラミ・グラン・プリ・サーキット」「バーレーン・インターナショナル・サーキット」でハイブリッド4ドアセダン最速レコードを記録していることからも、その高性能ぶりがわかります。

ポルシェ パナメーラ 高性能モデル 外観_005
ポルシェ パナメーラ ハードコアモデル 開発車両

2代目となる現行型は2016年に登場し、現在フェイスリフトモデルが開発中です。

改良型では、2ドアモデルやコンバーチブルの噂がありますが、ハードコアモデルも設定されることになりそうです。捉えたプロトタイプは、フロントバンパーのコーナーにカナード、リアエンドにガーニーフラップを装着しており、「911」で言うところの「GT3」のイメージかもしれません。また最高出力はターボS E-ハイブリッドを凌駕する驚異の820psという情報も入手しています。

まだ車名も断定できていませんが、ワールドプレミアは2020年初頭が予想され、限定モデルの可能性もあるといいます。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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