●第2世代初のフェイスリフト。マイルドハイブリッドモデルが初設定
ポルシェの5ドアハッチバック「パナメーラ」の改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
パナメーラは、同社初のフル4シーター・5ドアサルーンとして2009年にデビュー。2016年には7年ぶりのフルモデルチェンジが行われ、今回は第2世代初のフェイスリフトとなります。
捉えたプロトタイプは一見フルヌードですが、拡大するとフロントバンパーやテールゲートに黒いテープが多数貼られており、ディテールが隠されているようです。最新情報によれば、「カイエン」や「911」新型と共通性を持たせたフロントエンドとテールライトに刷新されるといいます。
またこの開発車両は、21インチホイールやクワッドエキゾーストパイプを装着していることから高性能モデルの可能性が高く、ライムグリーンのブレーキキャリパーからも「ターボS E-Hybrid」改良型と予想されます。S E-Hybridには、最高出力680psを発揮する4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジン+電気モーターが引き続き搭載されると思われます。
改良型の注目は、2.9リットルV型6気筒ツインターボエンジンを搭載する「4S」グレードに48Vマイルドハイブリッドを搭載する可能性があることです。これは通常の内蔵モータージェネレーターを使用し電力を収穫、効率を高め発進・停止システムを素早く起動させることができるといいます。さらには、トルク供給のギャップを埋めるアウディの電動コンプレッサーシステムの搭載も予想されています。
また、かねてから噂のある2ドアバージョンや、コンバーチブルがこの改良型に設定される可能性もあるといい、第3世代への交代前に目が離せないところです。
改良型のデビューは最速で2019年内に期待できるかもしれません。
(APOLLO)