●SUVラインアップを加速。フラッグシップの「Jペース」に続きコンパクトモデルの開発に着手か?
ジャガーは初のクロスオーバーSUV「Fペース」に続く、コンパクトな下位モデルを開発している可能性が高いことがわかりました。
同社は、2013年にコンセプトモデル「C-X17」を初公開、その後市販型となるFペースを2015年9月のフランクフルトモーターショーで発表し、翌2016年に発売。
2018年には欧州で23,520台、北米では14,752台を販売しており、4ドアサルーンの「XE」や「XF」を上回る、大ヒットモデルへと成長しています。
さらに2018年には、Fペースの弟分となる「Eペース」を発売。現在はフラッグシップ・クロスオーバーSUVとなる「Jペース」の開発が噂されています。
Jペースは、マイルドハイブリッドやプラグインハイブリッドに対応する、最新世代の「MLA」プラットフォームを採用。ポルシェ「カイエン」を始め、BMW「X7」やメルセデス・ベンツ「GLS」などハイエンドSUVに対抗するモデルと予想されています。
ジャガーのSUVはこれで完結かと思われましたが、日本では448万円から販売されている「Eペース」より廉価なコンパクト・クロスオーバーSUV「Aペース」や「Bペース」の開発に着手しているようです。
ジャガーは、同ブランドの象徴であったフラッグシップ・4ドアサルーン「XJ」を2019年内に販売終了し、後継モデルは電動化されることを発表しています。SUVラインアップの拡大と共に、ジャガー新時代の幕がもうすぐ開くこととなりそうです。
(APOLLO)