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■蘇れ!稀代の名車たち
●レッドバロンの譲渡車検付き中古車を一気試乗!
コンディションの良さにビックリ!!
レッドバロンが提供する譲渡車検は、いまや絶版となってしまった稀代の名車たちにも適用されます。今回は高い技術力で現代に蘇った国内外10台に一気試乗。そのコンディションの良さには驚かされるばかりです。
ケニー佐川さんのライディングにより、それらの名車たちを一気ノリ&インプレッションしてみました!
【ホンダGB500TT(1989年式)】
伝説のビッグシングル
「500cc空冷単気筒を搭載する伝説のモデル。エンジンのベースはエンデューロレーサー「XR500」ということで、クラシカルな外見だが走りは本物だ。軽さと鼓動感、シングルスポーツの神髄を見せてくれる希少な存在」
【ヤマハDT50(1993年式)】
キャンキャン回る2ストオフ
「50ccとは思えないパワフルな走りはさすが2スト。軽量な俊敏さを生かしサーキットでも4スト250に迫る走りができてしまう。街乗りからオフ遊びまで便利に使えて楽しめる」
【スズキGSX250Sカタナ(1991年式)】
今も昔も切れ味鋭い!
「小刀(コガタナ)の愛称で親しまれた末弟だが、400以上に忠実に再現された大柄なプロポーションは今見ても美しい。突き抜ける直4パワーとサウンドも最高。本気で欲しい一台!」
【ヤマハRZ250R(1983年式)】
走りが進化した二代目
「2ストレプリカならではの爆発的な中間加速とスカスカな極低速、効かないブレーキも時代を感じさせる。レーシーな2ストサウンドと白煙はまさに「汚れた英雄」の世界観だ。パワーバンドという言葉を思い出した!」
【カワサキZZR1100(1999年式)】
世界最速で一世を風靡
「全開加速とともに高鳴るラム圧過給の吸気音にしびれる。300km/hに迫った当時の最速マシンも今乗ると華奢で軽快感すらある」
【ドゥカティSS900(1999年式)】
ドゥカティ魂、ここにあり!
「今では絶滅に近い空冷ドゥカティの傑作機。伝統の900SSの名を継ぐ最終モデルだけに完成度も高い。Vツイン特有のドコドコ感が最高!」
【BMW R1100RT(1999年式)】
アクティブな巡航艦
「これぞBMWという個性的なスタイルが素敵。フラットツイン独特の低重心でまったりしたハンドリングが気持ちいい。ロンツーに最適だ」
【ハーレーダビッドソンFLSTC(1999年式)】
ハーレーの良さが凝縮
「ヘリテイジソフテイルクラシックは古き良き時代のハーレーの魅力が詰まった一台。鉄馬の重厚な乗り味、独特の鼓動感が味わえる!」
【スズキRMX250S(1998年式)】
街最強のかっ飛び2スト
「今は亡き2スト公道マシン。しかもモトクロッサー譲りの鋭いピックアップと加速の強烈さは想像以上。常にウイリー、街乗り最強かも」
【カワサキZRX400(1995年式)】
ぶん回るマルチの快感
「90年代4ストレプリカを代表する一台。TT-F3レーサー直系の直4エンジンをぶん回す快感は何にも代えがたい。今の400より断然速い!」
※本企画は月刊モトチャンプ2019年8月号より転載し、一部加筆修正したものです。
(写真:星野耕作/文:ケニー佐川)
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