ファミリー向けだが乗れば硬派なドイツ味【新型メルセデスベンツ Bクラス】

1.4L(1332cc)の直噴ガソリンターボエンジン(エンジン型式:M282)は、最高出力・136ps/5500rpmと最大トルク・20.4kgm/1460~4000rpmというスペックを持つエンジンです。低回転から過不足なく綺麗にトルクを盛り付けてくれます。

7速DCTの変速にはほとんどショックがなく、大抵の人にとってトルコン式のATとの識別は難しいレベルです。

印象的なのはその乗り心地のソリッドさです。

ハイト系ハッチバックということでファミリーの需要も多いであろうBクラスですが、そこはさすがドイツのメルセデス。ふわふわの足回りではなく、ハイスピードレンジにも十分対応するであろうしっかりとした硬さのサス設定をしてきています。

それでいて凹凸に対しての突き上げもありません。

新型Bクラス・B180の車両価格はオプションを含まない状態では384万円。大変魅力的な価格設定だと思います。

(写真・動画・文/ウナ丼)

 

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
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