e-BOXERを搭載し、ライバルはマツダ「CX-30」。スバルが新型コンパクト・クーペSUVを発売か?

●新型XVと目されていたモデルはブランニューモデル? e-BOXER搭載の新型モデルが登場

スバルが「XV」「フォレスター」「レガシィアウトバック」に続く新型クロスオーバーSUVを発売する可能性が高いことがわかりました。

スバルの新型コンパクト・クーペSUV(予想CG)
スバルの新型コンパクト・クーペSUV(予想CG)

ベースとなるのは、2019年3月のジュネーブモーターショーで初公開した、初のクロスオーバー・クーペSUV「ヴィジブ アドレナリン コンセプト」です。同モデルは、デザインフィロソフィー「Dynamic×Solid」の進化系である「BOLDER」を取り入れた初めてのコンセプトカーとなります。

コンセプトモデルのボディサイズは全長4490mm×全幅1900mm×全高1620mmと、「アウトバック」より短く「XV」より僅かに長いですが、市販型でもほぼ同サイズが予想されています。

ヴィジブ アドレナリン コンセプト
ヴィジブ アドレナリン コンセプト

情報をもとに新型クーペSUVの予想CGを制作しました。一番の特徴であるクーペルーフはアドレナリンコンセプトから継承、フロントサイド部分とリアサイド部分に極端な凹みと張り出しがデザインされ、樹脂製フェンダーを反映、これまでないアグレッシブなSUVが予想されます。

フロントは両サイドに立体的なデザインのコーナーエアインテークと、現在のスバルをより進化させたヘッドライトを装備し、都会的なイメージとなりそうです。

パワートレインは、スバル独自の2.0リットル直噴NA水平対向4DOHC+電気モーターのマイルドハイブリッド(e-BOXER)を搭載する可能性が高いでしょう。コンセプト発表から「次期XV」と噂されていましたが、ブランニューモデルとして登場が濃厚で、ワールドプレミアは最速で2020年内にも予想されています。

ライバルは2019年内にもデビューが予想されるマツダ「CX-30」となり、国産クーペSUV対決が注目されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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