APOLLO 
●最新世代の「eDrive」を搭載。「iNEXT」または「i5」の名称で登場？
BMWのミッドサイズ・クロスオーバーSUV「X5」のフルEVバージョンとなる「iNEXT」開発車両を、これまでで最もカモフラージュが薄い状態で捉えるとともに、そのコックピットを初めて激写しました。
先日BMWは次世代EVクロスオーバー「iNEXT」に多角形ステアリングホイールを採用すると発表しました。これは自動運転と手動運転を切り替えられるiNEXTに最適な形状を目指し、開発されたといいます。
捉えた開発車両のコックピットには、その次世代ステアリングホイールが初めて装着され、デジタルインストルメントクラスタの隣には、インフォテイメント・コントロールディスプレイらしきものが見てとれることからも、市販型へかなり近づいたものと言えそうです。
捉えたプロトタイプは、これまで見えなかった薄く切れ上がるヘッドライトのアウトライン、バンパー形状が見てとれるほか、キックアップしたリアクォーターウィンドウも初めて露出しており、進化が見られます。
ドアハンドルは偽装されており、タッチセンサー式が採用される可能性もあるでしょう。
生産型では、ICE（内燃機関車）とバッテリー電気自動車の両方をサポートする最新のフレキシブル・アーキテクチャを採用、キャリアカー上段に止められた「X5」とほぼ同サイズであることが確認できます。
パワートレインには「eDrive」最新世代を搭載。1回の充電での航続は373マイル（600km）以上を可能にし、レベル3の自動運転技術を持つほか、0-100km加速は4秒と予想されています。生産型の車名には「iNEXT」または「i5」が予想され、2020後半から2021年前半に登場が期待できそうです。
(APOLLO)
