●2020年に創立100周年をむかえるマツダの動きから目が離せない
マツダの「RX-8」をベースとする謎の開発車両がニュルブルクリンクで目撃されました。
今回は2台の開発車両が目撃されており、1台はフロントマスクにカモフラージュが施されたプロトタイプで、もう1台はラジエーターグリル、エアインテークが拡大されたプロトタイプです。写真は2017年に撮影されたプロトタイプですが、これと同じ車両が高速テストを再開したようです。
2年の沈黙を破り、再び開発がスタートしたようですが、今年に入りマツダはロータリーエンジンの特許を出願しており、そのテストの可能性があるようです。
新型ロータリースポーツには、レンジエクステンダーを採用したツイン・ロータリーエンジンを搭載するハイブリッドが予想されています。しかしマツダは現在、SKYACTIV-XやFR直列6気筒モデルの開発を中心にしており、そのテスト車両の可能性も否めないです。
現在の状況からみて、ロータリースポーツモデルが市販化へ向けて一気に突き進む様子はありません。実際、2年以上経過して同じプロトタイプというのは通常ありえず、かなりゆったりと開発が進められているようです。
ただし、ロータリーエンジン搭載スポーツモデルに関しては開発が進行しているという情報も伝えられており、創設100周年となる2020年に向けてマツダから目が離せそうにありません。
(APOLLO)