【新車】スバルのフラッグシップ、新型レガシィ&アウトバックの生産がスタート

■7代目レガシィ、6代目アウトバックの発売は北米市場で2019年秋の予定

2019年2月のシカゴオートショーで世界初公開された7代目レガシィ(セダン)、4月のニューヨーク国際オートショーで初公開された6代目アウトバック(クロスオーバーSUV)は、言わずと知れた兄弟モデルですが、その生産がメインマーケットである北米の生産拠点「SIA」で始まったことが発表されています。

インプレッサやフォレスターに採用された次世代プラットフォーム「SUBARU GLOBAL PLATFORM」に基づいた新型レガシィ&アウトバックはパワートレインも一新されています。2.5L 水平対向4気筒エンジンは北米仕様で182馬力へとパワーアップ、さらに260馬力の水平対向ターボエンジンもラインナップに加わっています。いずれもトランスミッションは「リニアトロニック」と呼ばれるCVTで、マニュアル8速モード付き。パドルシフトも備わります。

先進安全装備ではスバルのコアテクノロジーである「アイサイト」はもちろん、「ドライバーモニタリングシステム」の採用など、より安心と安全を高めた仕様となっているのが特徴。インテリアではタブレットスタイルの11.6インチディスプレイが、フラッグシップモデルらしい先進性をアピールします。

北米でのメーカー希望小売価格は、レガシィが22,745ドル~35,895ドル。アウトバックは26,645ドル~39,695ドルとなっています。スターティングプライスで比較すると旧型からの値上げは200ドル~300ドルと抑えられてれているのも注目といえるのではないでしょうか。なお、北米(アメリカ・カナダ)での発売は2019年秋からの予定。日本でも同時期の発表が期待されます。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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