ベイビー8シリーズだ! BMW・4シリーズ クーペのプロトタイプを初スクープ

●『M4クーペ』の設定も濃厚。流麗なスタイリングはまさにベイビー・8シリーズ

BMWのコンパクト2ドアクーペ「4シリーズ クーペ」の市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

4シリーズ クーペは「3シリーズ クーペ」後継モデルとして2013年に初代となる現行モデルが発売されました。翌年には最強モデル「M4」や、オープンモデル「4シリーズ カブリオレ/M4カブリオレ」を発売、さらに「6シリーズグランクーペ」に続く2台目の4ドアクーペ「4シリーズ グランクーペ」が誕生し、現在に至っています。

次期型に関しては、カブリオレ開発車両が先行して目撃されており、クーペはこれが初めてです。キャリアカーで輸送中を捉えたプロトタイプは、薄く切れ長のヘッドライト、これまで見たことがないテールライト・グラフィックの一部など、初スクープながら市販型パーツが装着されています。また、3分割されたアグレッシブなフロントエアインテーク、ルーフエンドからトランクリッドまで流れる流麗なフォルムは、まさにベイビー8シリーズと言えそうです。

パワートレインも3シリーズと共有し、新開発の2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ、最高出力258psを発揮する2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ、2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボ、最高出力388ps、最大トルク500Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒ターボエンジンをラインアップするほか、遅れてプラグインハイブリッド、そして頂点には最高出力510ps、最大トルク598Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジン搭載、『M4クーペ』の設定も濃厚となっています。

室内の画像は「4シリーズ カブリオレ」プロトタイプのスパイショットですが、ワイドな高精度ディスプレイをセンターに配置し、デジタルクラスタ、スポーティな3スポーク・ステアリングホイールを装備し、「3シリーズ」に似たレイアウトが見てとれます。

ワールドプレミアは最速で2019年内、遅れれば2020年前半となりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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