欧州ベストセラーミニバンが進化。 ルノー・エスパスの改良型は内外装を一新して登場?

ルノーで大人気を誇る欧州の元祖ミニバン「エスパス」の改良型プロトタイプを、これまででもっともカモフラージュの軽い状態でカメラが捉えました。

第5世代となる現行モデルは2014年後半に発売されており、すでに5年近くが経過。ライバルは多くありませんが、テコ入れが急務とされています。

南ヨーロッパで捉えた開発車両は、再設計されたラジエーターグリル、コーナーエアインテーク、さらにはC型LEDデイタイムランニングライトを備える新ヘッドライトのグラフィックも確認できます。またターンシグナルはコーナーエアインテーク上部に配置されていることにも気づきます。

テールライトもほぼ露出していますが、ピラー上部へ伸びる部分がカモフラージュされており、デザインが刷新される可能性もあるでしょう。

パワートレインは、アルピーヌ『A110』が搭載するルノー日産アライアンス製・1.8リットル直列4気筒ガソリンターボを搭載、最高出力は225psを発揮します。また最高出力160psを発揮する1.6リットルdCiターボディーゼル、最高出力200psを発揮する2.0リットルdCiターボディーゼルのラインアップが予想されます。

キャビン内の撮影はできませんでしたが、最新のインフォテイメントシステムや、より大型のタッチスクリーンディスプレイ、渋滞アシストなど新しい運転支援システムが期待できるといいます。

ワールドプレミアの場は、9月のフランクフルトモーターショーが有力です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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