データ通信料上限を気にせず使える「docomo in Car Connect」対応製品がパイオニアからリリース。発売は2019年秋以降

●車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」初の市販向け製品はパイオニアからリリース

NTTドコモが2019年9月10日から提供を開始する車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」。自動車メーカーの純正サービスとしては、新型日産スカイラインが初になり、市販向け製品としてはパイオニアが初めて対応することになります。

パイオニアが「docomo in Car Connect」を採用するのは、今秋以降に発売予定の市販カーエレクトロニクス製品で、ドコモの高速データ通信を定額で制限なく利用できる車内通信環境を実現することにより、多様なコンテンツを快適に楽しむことが可能になります。

「docomo in Car Connect」は移動中の車内においてLTEの高速データ通信をWi-Fi使って利用できる車内向けインターネット接続サービス。

ニーズに合わせて、1日500円、30日1,500円、365日12,000円の3つの利用期間から選択でき、データ通信量の上限や利用可能データ量超過による通信速度制限などを気にすることなく、動画や音楽、オンラインゲームなどデータ通信量の多いコンテンツを手軽に安心して楽しめるのが魅力。

同サービスは、パイオニアが秋以降に発売予定の市販カーエレクトロニクス製品など、対応機器を購入すると利用できるようになります。なお、ドコモの回線契約を持っていない場合でも、dアカウントを持っていれば誰でも同サービスの利用が可能です。また、同サービスを使うとdポイントもたまり、使うことができます。

NTTドコモは、同サービスの対応機器はパートナー企業から提供される予定と発表していて、先述したように、サービス開始当初は日産自動車が2019年秋に発売予定の新型スカイライン、パイオニアが2019年秋以降に発売予定の市販向けカーエレクトロニクス製品を購入すると利用できます。

「docomo in Car Connect」の利点は、データ通信量の上限や利用可能データ量超過による通信速度制限などがなく、定額で使い放題になります。利用シーンに合わせて3つの期間から選択可能で、日本全国のLTEエリアで利用できます。

※上記の写真は本文とは関係ありません(2019年秋モデルではなく、「docomo in Car Connect」には対応していません)。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる