「INNO」ブランドからスズキ・ジムニーなどのSUVに映えるルーフボックスとルーフデッキが新登場

●人気上昇中のオーバーランダースタイルを取り入れたルーフデッキが登場

カーメイトが展開しているルーフキャリアブランド「INNO(イノー)」。今夏、スズキの新型ジムニーなどのSUVをメインターゲットに据えた新アタッチメントが2種リリースされます。

6月28日には、最近のキャンパーに人気の高い「カーキグリーンカラー」のルーフボックスを2タイプ発売。さらに8月上旬には、国内でも人気上昇中のオーバーランダースタイルを取り入れたフラットタイプのルーフデッキが2サイズリリースされます。

オーバーランダースタイルは悪路走破性の高いオフロード車で数日にわたりキャンプをしながら荒野を走破するスタイル。元々はオーストラリアで普及していたそうですが、近年はアメリカでドレスアップとして流行し、最近のオートサロンでもオーバーランダースタイルを採用したモデルも登場しています。

まず、6月28日に発売されたミリタリー系カラールーフボックスは、オートキャンプ参加人口が5年連続で前年を上回っているなど、キャンプ人気に対応するアイテム。

「INNO ルーフボックス466 カーキグリーン(BRM466KH)」は、オートキャンプに十分な大容量500Lを確保。左右どちらからも開けられるデュアルオープンが採用されているほか、レバー操作で簡単着脱可能なメモリークランプも用意されています。外形サイズ:2000×950×450mmで、重量は22.5kg。価格は98,000円(税抜き)。

少しコンパクトな「INNO シャドウ18 カーキグリーン(BRM1800KH)」もオートキャンプに最適な容量400Lで、左右どちらからも開けられるデュアルオープンを採用。こちらも、レバー操作で簡単着脱可能なメモリークランプ付で、道具を傷つけないクッション性の高い3Dインナーマットも付属されています。サイズは2000×810×390mmで、重量は20kg。価格は86,800円(税抜き)。

8月上旬発売の「INNO ルーフデッキ」は、米国市場での発売も視野に入れつつ昨年開発に着手したそうです。これまでオフロード車用ラックは、バスケットタイプが主流でしたが、長尺物ものも載せられるフラットタイプが使用感やデザインの面で人気になっています。オーバーランダースタイルがシステムキャリアで手軽に実現が特徴で、取り付けには、レバー操作で簡単に着脱できるメモリークランプを採用。4個中、1個は鍵付で盗難を防止。

なお、INNOのベーシックキャリア2種(スクエア/エアロ)のどちらにも装着可能で、軽量なアルミ製。アウトドアでも錆びにくく安心して使用できます。さらに、今秋には機能やデザイン性を拡張させるオプションも発売予定としています。

「INNOルーフデッキ100(INA510)」のサイズは、1000×1100×80mm。重量は13kgで、最大積載重量は75kg。カラーはブラックで、価格は58,000円(税抜き)。「INNO ルーフデッキ140(INA520)」のサイズは、1400×1400×80mmで重量は18kg、最大積載重量は75kg。価格は78,000円(税抜き)です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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