2019年7月4日、ホンダはN-BOXシリーズ(N-BOX、N-BOX SLASH)の2019年上半期(1月~6月)における販売台数が、N-BOXシリーズとして暦年上半期過去最高の131,233台になり、登録車を含む新車販売台数において1位を獲得したと発表しました。なお、2017年9月のフルモデルチェンジ以来、22か月連続で首位を維持していて、現在の国民車といえそうな売れっぷり。
2019年5月の軽自動車販売では、N-BOXが22,231台で1位、2位が13,391台のスズキ・スペーシア、3位は11,883台で日産・デイズと続いています。台数を見てもN-BOXの強さが際立っていて、近日登場の新型ダイハツ・タントがどこまで今年追撃できるのかも注目です。
N-BOXは、軽乗用車最大級を謳うキャビンをはじめ、存在感のあるエクステリアデザインに加え、全タイプに標準装備(レス仕様も選択可)とした先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ・センシング)」や、優れた走行性能・燃費性能などが支持されているそう。また、N-BOX SLASHは、豊富なラインアップを揃えた個性的なインテリアデザインや本格的な重低音を楽しめるサウンドマッピングシステムなどが評価されているそう。
ホンダの「N」シリーズは、2011年にN-BOXを発売して以来、累計販売台数230万台を突破し、7月18日には新型「N-WGN(エヌワゴン)」が発表する予定です。
軽自動車でN-BOXを追う存在になりそうな新型ダイハツ・タントも7月に登場予定。「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」による企画第1弾で、高い乗降性やウォークスルーを可能にする「ミラクルウォークスルーパッケージ」、最新世代のスマアシ(スマートアシスト)も採用されます。
(塚田勝弘)