ホンダ・ヴェゼルが2019年上半期のSUV販売台数ナンバー1に。C-HR、新型RAV4も人気を集める

日本のみならず、世界的なブームが続いているSUV。2019年5月には新型トヨタ・RAV4が登録販売台数(日本自動車販売協会連合会調べ)で7位、6月も11位に入り、トヨタ・C-HRも堅調に売れるなど、SUV人気は相変わらずのようです。

ホンダは、VEZEL(ヴェゼル)の2019年上半期(2019年1月~6月)における販売台数が33,445台になり、2019年上半期 SUV新車販売台数で第1位を獲得したと発表しました。

SUV2位は32,221台でトヨタC-HR、同3位は22,603台の日産エクストレイル、同4位は20,772台のトヨタ・ハリアー、同5位はマツダCX-5で20,201台。なお、新型RAV4は17,775台でSUV6位。新型RAV4は、2019年4月に発売されたばかりですので、暦年ではかなり上位に入りそうです。

2014年〜2016年の3年連続で暦年SUV新車販売台数1位になるなど、SUVの販売台数で常連になっているヴェゼル。2013年12月にSUVの力強さ、クーペのあでやかさ、ミニバン並みの使い勝手など、ジャンルの枠を超えた価値を高次元で融合したモデルとして発売。

2018年2月のマイナーモデルチェンジでは、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」が標準装備され、さらに2019年1月には1.5L VTEC TURBOエンジンを搭載した「VEZEL TOURING(ヴェゼル ツーリング)」が追加されています。

こうした施策により、2013年の発売以来、2019年6月までに累計40万台を突破。2019年暦年では、SUVで2位につけているトヨタC-HRや、新型RAV4とのSUVナンバー1争いが激化しそうです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる