【新車】トヨタ・ポルテ/スペイドが一部改良。安全装備の強化と特別仕様車を設定

●昼間の歩行者検知が加わった衝突被害軽減ブレーキ、ペダル踏み間違いに対応するパーキングサポートブレーキを搭載

トヨタ・ポルテ/スペイドは、取り回ししやすいサイズに、広々した後席、助手席側を1枚スライドドア(運転席側はヒンジ式ドア)にしたことによる良好な乗降性が美点です。

2019年7月3日、ポルテとスペイドが一部改良を実施、同時にポルテの特別仕様車「F“Raffine(ラフィネ)”」、スペイドの特別仕様車「F“Noble collection(ノーブルコレクション)」”が設定されました。

今回の一部改良では、予防安全パッケージの「Toyota Safety Sense」において、昼間の歩行者も検知対象に加えたプリクラッシュセーフティ(レーザーレーダー+単眼カメラ)を採用。

加えて、駐車場などでのアクセルとブレーキのペダル踏み間違い時における衝突被害軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー「パーキングサポートブレーキ(静止物)」がオプション設定されています。ほかにも、マルチインフォメーションディスプレイの燃費や航続可能距離情報などの視認性が向上。

ボディカラーは、ポルテにモノトーンカラーを7色、ボディ上部に新色アッシュグレーメタリックを組み合わせた2トーンカラー3色を設定。スペイドには、モノトーンカラーが7色、ブラックのカーボン調ルーフフィルムが組み合わされた3組のカラーバリエーションが用意されています。

また、ポルテの特別仕様車「F“Raffine”」、スペイドの特別仕様車 「F“Noble collection”」は、Fグレードをベースに、革調シボ付ルーフフィルム、合成皮革とファブリックが組み合わされた専用シートなどを特別装備することで上質感を向上。インテリジェントクリアランスソナー「パーキングサポートブレーキ(静止物)」が特別装備されています。

今回の一部改良により、インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ/静止物)装着車は、「セーフティ・サポートカーS(通称サポカーS)」の「ワイド」に相当します。

価格帯は、ポルテ/スペイドともに1,828,440円〜2,128,680円。特別仕様車はポルテ/スペイドともにFFが2,007,720円、4WDが2,158,920円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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