10分間のインターバルの後、12台で始まったQ2からは全車ソフトタイヤを装着。7分間という短い計測時間ということもあり、ここでも早くから全車タイムアタックに入ります。
計測3周目には山本選手が、これまでのコースレコードを0.7秒以上も上回る1’03.953という、1分4秒を切るスーパーラップで暫定首位となります!これに各車もコースレコード更新で追随しますが4秒を切る事はできず、まさかのQ2敗退となってしまった平川選手までがコースレコードを更新するという、新型車両SF19のポテンシャルの高さを証明する結果となりました。また、上位7位までがHONDAエンジンとなりましたが、出走12台が1秒以内のタイム差というハイレベルな予選Q2となりました。
そしてポールポジションの懸かる注目のQ3ですが、セッション開始前に、心配していた雨が路面の色を暗くするほど降りはじめる中、全車がソフトタイヤでコースイン。しっかりと発動させるべくタイヤを温めます。
するとまず山本選手が、ターゲットタイムとなる1’04.532で暫定首位に立ちます。各車アタックラップに入ったタイミングで、今シーズン調子の良いTCS NAKAJIMA RACINGの64号車、アレックス・パロウ選手がSPアウトでコースアウト。ここにチームメイトの牧野選手が同じくSPアウトでコースアウトし、セッション1分29秒を残し赤旗中断。結果的にそのままQ3終了となり、一人タイムアタックできていた山本選手がそのままポールポジションを獲得することになりました。
フロントローには同じHONDA勢の野尻選手が、そしてセカンドローにも#50 B-Max Racing with motopark ルーカス・アウアー選手と塚越選手が入り、TOYOTA勢トップは5番手スタートの小林選手となりました。
注目の決勝レースは23日午後2時40分にスタートが切られます。
(H@ty)