最近は空前のネオクラシックブーム真っ只中ですが、それはバイクだけではなく用品にも及んでいます。
昔じゃできなかったデザインと機能が、現代の技術と素材ならできちゃう時代。アライからネオクラヘルメットが登場しました!
●80年代のイメージ
こちらが今回登場した「ラパイド・ネオ」。形としてはスタンダードですがアライらしい丸っこいフォルムが特徴的!
最新、なんですがどこか懐かしい、渋い雰囲気があるモデルです。
チンガード(口部分)で一旦えぐれてる感じは独特。横3本線のスリットがいいアクセントになってます。このデザインならネオクラ系のバイクはもちろん、バイクの雰囲気を崩さずおしゃれな引き立て役になってくれそう。
実はラパイドシリーズは80年代のアライを象徴した伝統的なモデル。これまでも改良を重ね進化し続けていましたが、今回機能は最新のまま、あの時のスタイルに原点回帰したのがこのモデルなんです。
この手のスタイル重視のヘルメットはフォルム、雰囲気を重視するせいで機能がイマイチなんじゃ…?というイメージ。しかし現代の技術でそこもしっかりフォローしちゃったのがこのヘルメットの凄いところ。
普通のフルフェイスヘルメットは後頭部にベンチレーションの穴を開けるため、この丸いフォルムにはなりません。
ラパイドネオはなんとインナーベンチレーションになっているんです! 前から入った風はヘルメット内部の通路を通り、後ろの穴から逃しています。
これのおかげでデザインと機能を両立させているんです。
レーシングモデル同等の機能と安全性も確保。「どうせ格好だけ…」なんて、そんな時代は終わった!!
●カラーは全4色!
カラーバリエーションもまた渋いんです。カラーは、レッド・モダングレー・フラットブラック(つや消し)・ホワイトの4色。
特にレッドとか激渋ですよね。このスタイルだからこそよく映えるカラーが揃ってます。
フルカウルなどのスポーツバイクという感じではありませんが、ネイキッドやアメリカンなど、カジュアルスタイルが強いバイクと合わせるとより一層映えそうです。
最近各メーカーからネオクラ系ヘルメットが登場していますが、品質と性能で群を抜く日本メーカーもこの波に乗ってきたのは僕らライダーにとって非常に嬉しいですよね。バイク用品にファッション性あふれるモデルが増えると自然とバイクライフも更におしゃれにしていけるはず。色々と期待と可能性を持ったヘルメットです!
(ライター:佐藤 快/Moto Be 20代にバイクのライフスタイルを提案するWEBマガジン)
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