【新車】最長44km・135km/hまでEV走行可能な「カイエンEハイブリッド」の予約受注がスタート

●PHEVの「カイエンEハイブリッド」12,160,000円。安全装備やアクティブ制御4WDを搭載

3代目にスイッチしたポルシェ・カイエン。2019年6月7日、新たに追加されたプラグインハイブリッドモデルの「カイエンEハイブリッド」の予約受注を開始したと発表しました。発売日は決定次第、再度発表されます。

3.0L V6エンジン(250kW/340PS)と電動システム(100W/136PS)により340kW/462PSのシステム最高出力を発生する「カイエンEハイブリッド」は、アイドリングをわずかに超える回転数で700Nmの最大トルクを発揮。

0-100km加速は5.0秒、最高速度は253km/hに達します。ゼロエミッションのモーターのみによる航続距離は最長44kmで、135km/hまで加速可能。採用されるタイヤに応じて、平均燃料消費量(NEDC)は3.4〜3.2L/100km、平均電力消費量は20.9〜20.6kWh/100kmになります。

日本仕様の安全装備はレーンチェンジアシストとアダプティブクルーズコントロール、パークアシスト、サラウンドビューカメラが標準装備で、新しいヘッドアップディスプレイ、マッサージシート、リモートコントロール付独立ヒーター、22インチ軽合金製ホイールなどがオプションになります。

駆動方式は、電子制御マルチプレートクラッチによるアクティブ制御4WD。「ポルシェ トラクション マネジメントシステム(PTM)」は広範なトルク配分により、ドライビングダイナミクス、俊敏性、トラクションコントロール、フロード性能に大きなメリットをもたらすとしています。

ほかにも「ポルシェアクティブサスペンションマネジメントシステム(PASM)」が標準装備され、またハイブリッドでは初となる「ポルシェダイナミックシャシーコントロール(PDCC)」がオプションとして選択できます。トランスミッションは、8速Tip-Sと呼ばれる8AT。「カイエンEハイブリッド」の価格は12,160,000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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