【新車】新型キャデラック CT6は、世界初の「自律航法マップマッチング」対応ナビを搭載

●「エスカーラ」のデザインを踏襲した新型「キャデラック CT6」

キャデラックのドライバーズセダンでありラグジュアリーモデルである「キャデラック CT6」の新型が2019年6月15日に発売されます。

価格は10,260,000円。新型キャデラック CT6は、2016年にペブルビーチでお披露目されたキャデラックのコンセプトモデルである「エスカーラ」のデザインを踏襲した最初のモデルになります。

今回の変更では、フロントとリヤ、インテリアのデザインを刷新するとともに、細部にわたりチューニングを施し、高次元での走りを最適化したとしています。

搭載されるのは、3.6LのV6エンジンで、新たに10速ATを組み合わせることで、なめらかで切れ目のないレスポンスを実現しています。ボディには最新の接合技術を採用し、軽量・高剛性なボディ構造を獲得。アルミニウム含有率は62%となり、12件の新たな特許を取得したそうで、従来比100kgの軽量化が果たされています。

また、「マグネティックライドコントロール(磁性流体ダンパー)」、アクティブオンデマンドAWD、アクティブリアステア(後輪操舵)を統合的に制御することで、雨や雪上などの滑りやすい路面でも最適なスタビリティとハンドリングを実現します。

世界初を謳う「DR(自律航法)マップマッチング」対応クラウドストリーミングナビを搭載し、最新地図、高精度の情報を常に取得することで、正確なルート案内やオンラインフリーワード検索が使用できます。

安全装備では、視界を広げて死角を減らした最新型リヤカメラミラーの搭載や、夜間の走行中に前方の人や動物を認識し、赤外線映像を映し出す「エンハンスドナイトビジョン」「セーフティーアラートドライバーシート」、フロントニーエアバッグなどを用意。

ほかにも、リヤシート用に用意された2台の高解像度の10インチディスプレイにより、手持ちのデバイスと接続することでコンテンツが楽しめるほか、新たに採用されたロータリーコントローラーは「Apple CarPlay」や「Android Auto」での使用を考慮したエルゴノミックな操作感を実現したとしています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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