F1開催地、モンテカルロ市街地コースを歩いてみた!【F1女子モナコGP観戦記】

●コース一周歩くとどのくらいかかる?

モナコに行って絶対にやりたかったこと。それが「コースを一周する」こと。

モナコGPの名物と言えば、やっぱり市街地コースを駆け抜けるマシン達ですよね。モンテカルロ区とラ・コンダミーヌ区の公道を閉鎖して造られた1周3,340mのモンテカルロ市街地コースを歩いてみました!

下見をかねて水曜日にいざ、サーキットへ!

コースサイドにたどり着くとテレビで見ていた光景が目の前に広がり、感無量(涙)。「この景色が見たかったんだよなぁ」と感動のあまり、しばらくその場に立ち尽くしてしまいました。

さぁ、写真と共にモンテカルロ市街地コースを一周してみましょう!

まずはホームストレート。2車線しかなく、とにかく狭い!! ここにF1マシンが2台並んだらギリギリだろうなという感じです。

昨年のモナコGPで当時レッドブルドライバーだったダニエル・リカルドが優勝し、モナコ皇室の人々の前で勝利のシューイを披露するという伝説を作ったポディウムを発見!

今年は誰がこのポディウムの中央に立つことになるでしょう。地元の人は「モナコ出身のシャルル・ルクレール(フェラーリ)だろう!」と盛り上がっていたので、ルクレールが勝つといいな、なんて思ったり。

勝負の鍵をにぎる1コーナーから「美しい海を望む」という名が冠せられた長い上り坂のボー・リバージュ。想像以上の急勾配で、上るのに一苦労(汗)。上りきる頃には汗だく&ふくらはぎがパンパンになっていました。

そして名物カジノコーナー。高級車とブランド店が建ち並び、あまりにも非現実的な世界すぎて開いた口がふさがりません(笑)。

一番見たかった、フェアモント・ヘアピン。「来てよかった!」と思わず眼頭が熱くなるほど感動しました。

自転車で下ったら怖いだろうな、と思うほどの坂道とヘアピン。ここでレースが行われるなんて、やっぱり信じられない!

高速で駆け抜けて行く姿がたまらない、トンネル。テレビで見ているとまるで瞬間移動したかのように一瞬で通り抜けていきますが、歩くと(写真を撮りながらなのでゆっくりペースではありますが)約5分かかりました。

オーバーテイクポイントとなるヌーベル・シケインでは、コース上の文字を作成中。ご苦労様です!

海岸沿いに出ると、様々な国の豪華客船がずらり! みんな優雅で羨ましい〜。よし、宝くじが当たったら船上から見よう!!

そして2006年にミハエル・シューマッハーが予選中に停車し、故意にコースを塞いだとしてタイムを抹消されたラスカスから最終コーナーを抜けて、ゴール! 母と一緒なので途中2回の休憩をはさみのんびりペースで行きましたが、約1時間歩き良い運動になりました。

何より人生で一度は歩きたかったモンテカルロ市街地コースを歩け、最高の思い出ができました!

(yuri)

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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