●新型エンジンと新プラットフォームで圧倒的な性能を発揮する「AMG GLS63」
メルセデス・ベンツは、4月にフラッグシップ・クロスオーバーSUV「GLS」を発表しましたが、その頂点に設定される「AMG GLS63」をキャッチしました。
ドイツにあるAMGの秘密施設で撮影されたというプロトタイプは泥だらけで、開発テストの過酷さを物語っているようです。
公開されたばかりの新型「GLS」と同じLEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライトや、テールライトを備えますが、AMG専用の大型のコーナーエアインテーク、サイドスカート、大径ホイール、ワイドフェンダー、クワッドエキゾーストパイプなどで差別化が図られるほか、プラスチック偽装の下には、最強モデルの証し「パナメリカーナグリル」が装着される可能性があります。
室内は、「GLS」同様に12.3インチの2つの高精細ワイドディスプレイを装備。空中に浮かんで見えるような一枚のガラスカバーで融合したコックピットディスプレイとなります。また「Hi、メルセデス」で話題の新世代インフォテイメントシステム「MBUX」が搭載されるのは間違いなく、安全装備ではステレオビジョンカメラを搭載した先進運転支援システムが採用されるでしょう。
注目のパワートレインは、5.5リットルV型8気筒ツインターボエンジンに代わって最高出力600psを超えると思われる4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。最新世代「MHA」プラットフォームの採用で空力特性が向上し、100kg程度の軽量化とあわせて、過去最高のパフォーマンスを発揮するはずです。
(APOLLO)