スーパーフォーミュラ第2戦オートポリス大会の開催が、いよいよ今週末に迫ってきました。
九州初上陸となる新型車両SF19でのレース。フロントタイヤも幅広になり、全チーム走行データのない中での週末となるため、金曜日の専有走行からいかに早くセットアップしていけるか、チーム力が問われます。
開幕戦鈴鹿では、#18 carrozzeria Team KCMGの小林可夢偉選手が、4回のセーフティカーが入ったとはいえ、ファイナルラップでピットインするまでソフトタイヤで走り続けました。2種類のタイヤコンパウンドをSF19でどう使い分けていくのか、そしてコンパウンドの違いによるオーバーテイクシーンの増加もスーパーフォーミュラの見どころのひとつです。
また昨年の予選では、#20 ITOCHU ENEX TEAM IMPULの平川亮選手が、SF14で1’25.937というコースレコードを叩き出しています。新型車両となったSF19では、いったいどのドライバーがどんなタイムを見せてくれるのか、目が離せません!
ドライバーといえば、20人中8人がルーキーとなった今シーズンですが、#39 JMS P.MU/CERUMO・INGINGの坪井翔選手、#64 TCS NAKAJIMA RACINGのアレックス・パロウ選手は2年前、F3でここオートポリスを戦った経験があります。前戦鈴鹿で優勝争いを演じた #65 牧野任祐選手と合わせてこの3人のルーキーがどんな活躍を見せてくれるのかにも注目です。