トヨタ車、ホンダ車に対応するバックカメラの変換アダプターが発売。純正ナビでもガイド線が表示可能に

市販カーナビのバックカメラ映像にステアリング連動ガイドラインを表示させることができるガイドライン変換アダプターがトヨタ、ホンダ車用に設定され、ワンストップから2019年5月8日に発売されます。

今回発売されるガイドライン変換アダプターの対象は、トヨタ車(ナビレディパッケージ付車)、ホンダ車(ナビ装着用スペシャルパッケージ付車)、そして市販バックカメラが取り付けられたトヨタ、ホンダ車になります。

同アダプターを対象車に装着すると、市販ナビゲーションでもバックカメラ映像と同時に、ステアリング連動型のガイドラインが表示され、後退時での駐車などでドライバーをサポート。

同製品は「TPW062GA」がメインユニットで、トヨタ車には「TPY063OC」を、 ホンダ車には「TPH064OC」のオプションコードをそれぞれ組み合わせて使用。 同梱のキーパッドでガイドライン調整(いわゆるキャリブレーション)を行うことで、幅広いバックカメラのラインナップに対応できます。ただし、パノラミックビュー対応ナビレディパッケージ、マルチビューカメラシステム付車、雨滴除去機能付きバックガイドモニターは未対応。

メーカーやディーラーオプションのカーナビを選択する際は、ガイド線付バックカメラやドライブレコーダー連携などが決め手になるという方もいるでしょう。同アダプターを装着すれば、先述したバックでの駐車時だけでなく、性能や価格面で利点の大きい市販ナビゲーションやバックカメラを選ぶ理由が増えそうです。

適合車種は、2019年4月25日時点で14車種。同社では、他の車種も適合が確認でき次第、ホームページに掲載するとしています。 また、他メーカー用オプションコードは現在準備中とのことで、他メーカーについても順次対応するとしています。価格は「TPW062GA」が22,000円、「TPY063OC」と「TPH064OC」が各3,000円(いずれも税別)です。

トヨタ車(オプションコードTPY063OC使用)の適合車種は、ミニバンでは、ヴォクシー
(ハイブリッド含む) H29/7~現在。
H26/1~H29/7(ディーラーオプション
バックガイドモニター付車)。ノア
(ハイブリッド含む)H29/7~現在。
H26/1~H29/7(ディーラーオプション
バックガイドモニター付車)。エスクァイア
(ハイブリッド含む)H29/7~現在。
H26/10~H29/7(ディーラーオプション
バックガイドモニター付車)。

ハリアー
(ハイブリッド含む)H29/6~現在。ディーラーオプション
バックガイドモニター付車。アルファード
(ハイブリッド含む)H27/1~現在(ディーラーオプション
バックガイドモニター付車)。ヴェルファイア
(ハイブリッド含む)H27/1~現在(ディーラーオプション
バックガイドモニター付車)。C-HR
(ハイブリッド含む)H28/12~現在(メーカーオプションバックカメラ)。シエンタ
(ハイブリッド含む)H27/7~現在(ナビレディパッケージ)。プリウスH30/12~現在
H27/12~H30/12(ナビレディパッケージ)。

ホンダ車は、フリード
(ハイブリッド含む)H28/9~現在(ナビ装着用
スペシャルパッケージ)。ステップワゴン
(ハイブリッド含む)H29/9~現在(ナビ装着用
スペシャルパッケージ)。オデッセイ
(ハイブリッド含む)H29/11~現在(ナビ装着用
スペシャルパッケージ)。N-BOX H29/9~現在(ナビ装着用
スペシャルパッケージ)。N-VAN H30/7~現在(ナビ装着用
スペシャルパッケージ)。ヴェゼル
(ハイブリッド含む)H30/2~現在
H28/2~H30/2(ナビ装着用
スペシャルパッケージ)。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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