さすがトヨタ! リレーアタック被害&対応策を自動車メーカーで初めて紹介!

■トヨタがやっと認めた盗難被害への手法「リレーアタック」

私の予想だと下を見て年間3千台程度が盗難被害に遭っており、社会的な問題となっている『リレーアタック』ながら、自動車メーカーは無視を決め込んできた。すでにスマートキーのメカニズムも大手メディアで紹介され多数のユーザーが被害に遭っている中、取材しても「セキュリティの問題で答えられない」と逃げてきたワケ(私の取材に対し真摯に対応してくれたのはマツダだけだった)。

そんな中、トヨタがリレーアタックの対応策を打ち出してきた。一昔前のトヨタだとこの手の対応は慎重すぎて完全に出遅れてしまう傾向だったものの、最近のトヨタって対応が早い! というか他のメーカーの鈍感さにガッカリします。何の情報もなく愛車を盗まれてしまう可能性のあるユーザーのことを、真摯に考えるべきだと思う。ということでトヨタWebの『Q&A』を下にリンクしておきます。

トヨタのリレーアタック対応ページへ

紹介されたリレーアタックの対応策は2つ。1つ目にトヨタ車だけが持つ「節電モード」の活用を紹介している。先代クラウン以降のモデルなら基本的に節電モード付きになってます。操作も簡単で「施錠ボタンを押しながら解錠ボタンを2回押す」だけ。すると赤いライトが4回点いて電波出さなくなる。

下のような動画もリンクしてあり解りやすい。家の中にスマートキーを置くなら、この対策で。

ただポケットの中などに入れた状態だと、知らないうちに電波出るようになっていることもあるので注意! あくまで「節電モード」のため、キーを長く使わないような時を想定している。電波が出るようにするのは、どれかのボタンを押せばいいようになってます。ポケットの中でボタン押されちゃったら電波出るようになるため、外出時は確実な対応策じゃ無い。

ということを受けた2つ目の注意が素晴らしい! 「スマートキーを金属製の缶などに入れ、電波を遮断する」という説明の後に「電波遮断キーケース等がカー用品店などで販売されています」。自動車メーカーとしちゃ模範解答だと思う。他の自動車メーカーもダンマリ&知らんぷりを決め込まず、積極的な対応策を啓発していただきたい。リレーアタックの被害は拡大中だと考えます。

(国沢光宏)

『国沢光宏』の最新記事
高速道路の安全な運用は?
あおり運転されたら急ブレーキ掛け追突させてOK! というのが警察の指針になった?
「暴走するクルマを『助手席』から止められる緊急停止装置」極めて認知度が低いが実はある!
オーストラリアのホンダ3位で話題のF1ながら排気量は? 最高出力は?
あおり運転撲滅の一助になる可能性大。新東名の110km/h区間が120km/hに!
86はスバル製、スープラはBMW製。トヨタ、自社でスポーツカーを作れない?
この記事もよく読まれています

あなたにおすすめの記事