ルノー「E-Tech」第2弾はキャプチャー次期型か? PHEVバージョンを初スクープ

ルノーは、ジュネーブモーターショー2019で新型「クリオ」を発表しましたが、そのクロスオーバー版である「キャプチャー」の次期型をカメラが捉えました。

次期型のアーキテクチャには、クリオに続いてルノー日産三菱アライアンスが開発した「CMF-B」プラットフォームが採用され、ホイールベースの延長や、Cピラー以降が刷新されると思われます。

キャビン内では、最新のコネクティビティ技術である「スマートコクピット」を採用し、ダッシュボードのセンターには、9.3インチ縦型インフォテインメント・タッチスクリーンが搭載されます。安全技術では、日産の「プロパイロット」を搭載も噂されています。

捉えた開発車両には、左右のリアフェンダー上部に差込口が見られます。これまでのプロトタイプでは見られず、この開発車両がPHEVモデルであるということがわかります。

1.6リットルガソリンエンジンと組み合わされる、ルノーグループが開発した「E-Tech」ハイブリッド技術を搭載しているとみられ、同ブランドでは「クリオ」新型に続いての採用となります。ただし、クリオより大型の9.8kWh容量のバッテリーを搭載し、電気走行は25〜30マイル(40〜48km)が予想されます。

マイルドハイブリッドディーゼルのオプションも設定され、電動化が強化されるでしょう。その他、ルノー・日産・ダイムラーの共同開発による1.0リットル直列3気筒、及び1.3リットル直列4気筒のターボチャージャーガソリン/ディーゼルエンジンなどのラインアップが予想されます。

ワールドプレミアは、2019年9月のフランクフルトモーターショーが有力です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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