【寒冷地テストを激写。次期型は3つのグレードが設定される?】
新型BMW・3シリーズのハードコアモデル、「M3 セダン」のテスト車両をスカンジナビアでカメラが捉えました。
キャッチした開発車両は、ダミーのヘッドライトを装着し、キドニーグリルをはじめフロントエンドは完全にカモフラージュされていますが、より広いトラックや「M」ブレーキキャリパー、クワッドエキゾーストパイプから「M3」であることは間違いありません。
次期型最大の注目は、「M3」史上初めて3つのグレードが設定されることです。1つ目は「ピュア」と呼ばれる軽量化に特化したモデルで、新開発3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は444psを発揮します。続いては「ベース」と呼ばれるグレードで、6速MTと組み合わされるFRピュアスポーツモデル。最高出力は475psが予想されています。そして最強モデル「コンペティション」は「M xDrive」を搭載した四輪駆動で、最高出力は500ps超えが期待できそうです。
3つのグレードには、「アダプティブサスペンション」と「リミテッドスリップディファレンシャル」が標準装備されるほか、「コンペティション」にはカーボン・セラミックブレーキ」がオプション設定される見込みです。
ワールドプレミアの場は、2019年9月のフランクフルトモーターショーが有力ですが、直前の8月にもオンライン公開が期待されています。
(APOLLO)