「トライアンフ・スクランブラー1200XE」今まで見たことがないデザイン! クラシカルだけど走りは本気のアドベンチャー【モーターサイクルショー独選注目マシンTRIUMPH編】

■世界的に流行中のカテゴリー、それが「スクランブラー」【トライアンフ スクランブラー12o0XE】

「このカタチだからこそロマンがある」

クリッカー長野(以下クリ):今まで見たことがないデザインですね。足長なネオクラシックみたいな…。

ケニー佐川(以下ケニー):存在感があるよね。ボンネビルT120に通じる伝統的なスタイルと高級パーツを惜しげもなくあしらったゴージャスな作り、そして本格的な走りの性能を併せ持ったモデルなんだ。見た目はクラシカルだけど、走りは現代のアドベンチャーモデルに匹敵するらしい。この足まわりを見れば納得だよね。

 

実際、昨年秋にロンドンで開催されたメディアローンチにも参加してきたんだけど、メッセの屋内に作られた特設ダートコースでレースをやっていた。1200ccの排気量とこの車格で余興とはいえモトクロスの真似事ができてしまうところが凄い。いわば、アドベンチャー版のネオクラシックとも言えるかも。

 

クリ:近あちこちで「スクランブラー」と名の付くモデルが出てますが、 どんな意味なんでしょうか?

ケニー:元々は60年代に英国で始まったオフロードレースから来ているらしい。といってもモトクロッサーなど存在しない時代だから、皆勝手に自分のバイクを改造して野山を走りやすいようにしたんだ。そのレースが「スクランブリング」で、出てくるマシンは「スクランブラー」と呼ばれた。だから、異様に長いツインショックやアップフラーなんかもムリヤリ感があるよね。でもそこが粋なんだな。

かつて日本の草レースシーンでも流行った「空冷Zで最新SSに勝つ!」みたいな感じ? ちょっと違うかな、でもロマンがあるよね。

 

ケニー佐川が動画でレポート!

(長野達郎)

REPORT:ケニー佐川

バブル全盛期をRECRUITグループの会社員として謳歌した後、モータージャーナリストへ華麗に転身。元WGP500王者のケビン・シュワンツのスクールでライディングのメソッドを伝授され、現在は自身もライディングスクール校長を務める。ライテクと髭のお手入れについては一家言あり。

『モーターサイクル』の最新記事
「ドゥカティ・ディアベル1260S」この1台に美女と野獣が同居する!【モーターサイクルショー独選注目マシンDUCATI編】
この記事もよく読まれています

あなたにおすすめの記事