これがスペイン版ゴルフ。セアト「レオン」の新型は9月デビュー?

スペイン車ブランドセアトの人気ハッチバック、「レオン」の次期型プロトタイプをカメラが捉えました。

キャッチした開発車輌は、シャープにつり上がるヘッドライトを装着。以前はBMW「Z4」風ドットタイプのグリルを装着していましたが、最新プロトタイプではハニカムメッシュへ変更されているほか、三角に光る新デザインのテールライトもくっきりと見てとれます。ブレーキをかけると、リアウィンドウ下の第三のブレーキライトも同時に作動。テールライト外側部分はターンシグナルランプも兼ねています。

先日、セアトの親会社である、フォルクスワーゲン「ゴルフ」の新型プロトタイプをスクープしましたが、「レオン」次期型では、その新型ゴルフと「MQB」プラットフォーム共有するばかりか、ハイブリッドパワートレインまでも共有する完全な兄弟車となります。

予想されるパワーユニットは、新開発新開発の1リットル直列3気筒エンジンや、1.5リットルガソリンエンジンや1.6リットルディーゼルエンジン、そして2.0リットル直列4気筒の48Vマイルドハイブリッドモデルとなります。

キャビン内も刷新されます。VW最新のインフォテインメント技術を搭載し、無線でのアップデートのほか、音声制御をサポートする改良されたインターフェイスを持つようです。

新型では、5ドアハッチバックのほかにワゴンまたクロスオーバーモデルの設定が予想されます。セアトはジュネーブモーターショーで、VW「ID.」の兄弟車を発表しましたが、これはVWグループのEV用「MEB」プラットフォームに基づいており、「レオン」とはまったく別のモデルとなります。新型レオンの発表は、9月のフランクフルトモーターショーが有力です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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